保護者対応の基本として、子供だけでは無く親についても可能な範囲で背景を把握していくことが重要です。相手を理解することは信頼関係を構築していくときの基本であり、第一になります。状況をある程度把握していれば小さなサインを見逃すことなく、大事になる前に対応することでリスクを軽減できるからです。そして親にとって子供は、かけがえのない存在であり宝物を預けるという意識でいます。このような宝物を託しているということは、期待と心配が大きいということを認識すると良いでしょう。逆に子供の声から先生の良いうわさを伝えれば、それは飛躍的に信頼関係を構築します。もちろん逆も言わずもがなでこれらの情報を教員同士で連携することも重要です。